大型自動二輪教習卒業万歳!
2015-04-07


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大型自動二輪免許の教習所を卒業した。
30年来のミーハーなバイク乗りとしては、「いつかはハーレー」と思ってきたわけだけど、その大前提が大型自動二輪免許。昔、大型に載るには試験場で限定解除するしかなかった時代(〜1996年)に、教習所で中型限定免許を取ったオジさんライダーにとって400オーバーの免許は憧れの「ナナハン免許」で、手が届かない気分だったのだ。
まだ経済的にはハーレーに載る余裕なんてないのだけど、せめて免許だけでも取っておこうと教習所通い。もともとは実際に乗るときに免許も取ればいいと思っていたのだけど、最近、免許を取った知人に「大型は50才までにとった方がいい」って言われて、調べてみたら確かにそうかなと。もちろん何歳でも免許は取れるけど、老化するほどドンくさくなって取りづらくなるだろうということと、それを反映してどの教習所のコースも若い人を優遇するプランが多いのだな。とくに補習や再検定の追加料金がかからないコミコミのプランはほとんどが年齢制限があって、40歳とか50歳とかで切られている。たまたま4月20日が免許の更新期限だったので、んじゃ「それまでに」と一念発起して3月頭に入所した次第。
もともとVTZやCB400SFに長いこと乗っていたから、試験場の一発試験でもいけるんじゃないかくらいの気でいたんだけど、なかなかそう簡単でもなかった。この10年ほど乗っているフュージョン(大型スクーター)のせいもあって「殿様乗り」のクセが染みついちゃっていて、基本がぜんぜんできなくなっている。そもそもニーグリップなんかしてないし、ウインカーもしょっちゅう戻し忘れる(フュージョンはオートキャンセル)んだ。だいたい、普通二輪免許がある人の教習時間はシュミレータ込みで12コマしかないから、コースそのものが覚えきれない。
3月から土日に7回通って、4月4日になんとか見極めOKになったんだけど、卒業検定が平日2回と土日に交互に1回と週3回しかなくて、土日の検定は予約が1月くらい埋まっていてタイト。仕事をやりくりして4月7日火曜の卒検の予約をとったが、これに落ちると1回補習を受けてから卒検の予約取り直しなので、更新期限前の卒業が事実上難しいという切羽詰まった状況だった。コースの記憶も怪しいし、課題も一本橋10秒ギリギリという心許ない水準、天気も雨模様というとってもアウェーな気分で卒検に臨んだ。
本番でも急制動が規定速度に達してなくてやり直しになったりイマイチ不安が残る出来だったんだけど、結局、合格。ラッキー。ギリギリだな。これで手続をすれば、晴れて大型免許。30年ぶりの教習所通い、昔の教官は映画「免許がない」で舘ひろしをいじめた鬼教官みたいな印象だったけど、いまはぜんぜん違って優しくてていねいだよ。平和橋自動車教習所様ありがとうございました。めでたしめでたし。
[つれづれ]

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